イギリスの地方都市!ロンドンの他にも魅力ある街がいっぱい!

イギリスきっての景観、世界遺産など盛りだくさん

イギリス中部&東部は、大学都市のオックスフォード、シェイクスピアの街、風情ある村が点在するコッツウォルズなどがあります。

イギリス南部は、リゾート地が多く、自然の眺めが清らかで美しく「イングランドの庭」と呼ばれています。世界遺産の街、中世の遺跡が残るソールズベリなど、歴史的な街も多くあります。

イギリス北部は、景観に富む国立公園や産業革命の原動力になった工業地帯、中世の歴史が息づく街など、イギリスのいろんな面があります。ウェールズは、山々と自然が美しい所です。イギリスに併合された後もケルト人の文化が色濃く残り、英語とウェールズ語が公用語として使われています。

スコットランドは、アイルランドから来たケルト人のスコット族が造った国です。イギリスに統合された後も、独自の文化やスコット人の言語ゲール語やスコットランド語がつかわれています。

イギリスといえばロンドン、では、次に訪れたい都市(街)は?


< オックスフォード >

名だたる名刺を輩出、歴史と伝統あるカレッジが点在

歴史ある大学が点在する学園都市で、世界中の秀才が集まります。歴史を感じさせる建物が立ち並ぶ世界的な知の拠点を散策するために、多くの観光客が訪れます。

世界で最も古いマートンカレッジ、ハリーポッターに登場したクライストチャーチ(オックスフォード最大のカレッジ)、溜め息の橋があるハートフォードカレッジ、鐘の音色がオックスフォードの象徴と言われているカーファックス塔(街を見渡せる)、オックスフォードを代表する聖メアリー教会(大パノラマがが楽しめる)、世界の学者が注目するボドリーアン図書館、オックスフォードの歴史が分かるオックスフォードストーリー、伝統的なイギリス料理が食べられるブラウンズ(レストラン)、隠れ家的名店のターフタヴァン(パブ)、アリスグッズの小物が揃うアリスショップ、おしゃれなアイテムが勢揃いのゴールデンクロスショッピングセンターなど、散策が楽しめます。


< ストラトフォードアポンエイヴォン >

シェイクスピアゆかりの地、今も世界中から観光客が訪れる

コッツウォルズの入り口にあるストラトフォードアポンエイヴォンは、エイヴォン川のほとりにあり、世界中から観光客が集まる観光スポットにしたのが、劇作家ウィリアムシェイクスピアです。16世紀半ばにこの街で生まれ、そのあとロンドンで数々の名作を残し大成功を収め、この街で晩年を過ごしました。

ウィリアムシェイクスピアの生家とゆかりのある地は、「シェイクスピアバースプレイストラスト」によって保護され、当時の雰囲気を今に伝えています。街はチューダー様式(中世の雰囲気をそのまま残したような木骨組と白壁)の家が並ぶ落ち着いた雰囲気です。

公園にはレディマクベスやシェイクスピアの像が立ち、ロイヤルシェイクスピアシアターでは中世の衣装を身にまとった俳優たちに会うこともできる。この街を歩くと、物語の世界に紛れ込んだような不思議な気持ちになります。


< コッツウォルズ >

はちみつ色の街並みは、天国のように美しい

ロンドン北西200km、車で約2時間の丘陵地帯に広がるコッツウォルズ地方は、「世界で最も美しい」と讃えられる村々が点在するエリアです。かつて羊毛産業で栄えた時代の、古き良き中世のイギリスの面影を残し、コッツウォルズストーンと呼ばれるはちみつ色の石で造られた家々と緑とのコントラストが美しく、まるでおとぎ話のシーンに迷い込んだかのような錯覚になります。

東にオックスフォード、西にチェルトナム、南にバース、北にストラトフォードアポンエイヴォンといった観光スポットに囲まれています。芸術家のウィリアムモリスによって「この世の天国」と称賛されたバイブリーの村や「コッツウォルズのヴェニス」と呼ばれるボートンオンザウォーター、絵のような美しい古川と水車小屋のあるロワー&アッパースローター、王室の遊暑地として愛されているテットベリーなどの村々があります。

オックスフォード方面からの旅行者が必ず立ち寄ります。

< バーミンガム >

イギリスで2番目の大きさ、工業都市

産業革命の際に発展し、現在も鉄鋼や車両、機械などの製造業が盛んな工業都市です。彫金やアクセサリーなどの工芸品でも有名です。第二次世界大戦中に街の大部分が破壊されたため、今は近代的なビルが連なり都会的な雰囲気に満ちている。

街の中心からの道は、ほとんどが歩行者天国になっていて、さまざまな店が軒を連ねる活気あるエリアになっています。観光スポットのバーミンガム博物館&美術館、バーミンガム大聖堂、バーミンガム植物園&温室などがあります。

バーミンガムは路面電車が走っていて、ジェエリークォーター博物館、工房やショップが集中し一大マーケットになっています。市街地の南東部にはチャイナタウンがあり、本場の味が楽しめます。


< ケンブリッジ >

田園と壮麗なカレッジが美しい、中世から変わらない学生の街

世界的に名高い学園都市、ケンブリッジは、もともと古代ローマ人がケム川沿いに要塞を築き、その後サクソン人の入植を経て、交易で栄えてきた街、個々に初めてのカレッジ、ピーターハウスが創設されたのは1284年です。その後14~15世紀には時に国王がこぞってカレッジを寄進し、31ものカレッジが集まる都市になりました。ヘンリー8世により設立されたトリニティカレッジは、チャールズ皇太子も学んだノーベル賞受賞者たちの母校です。

ケンブリッジの美しい街を流れるケム川と、その水辺をゆくパントと呼ばれる小舟、そして川沿いに建つ多くの大学群が、さながら一幅の絵画のような情景を描いています。夏はケム川で、パンティングで楽しんでください。


< カンタベリー >

大聖堂を中心に2000年の歴史

カンタベリーは小さな街ではないものの、主な見どころがすべてイースト駅、ウェスト駅、城壁に囲まれた中心部に集中しているので、歩いて回れます。

イースト駅を降りて城壁をくぐり、キャッスルストリートからまっすぐ続く道を行くと、そびえたつカンタベリー大聖堂が見えてきます。ここには、王室と教会の権力争いの果て1170年に殺害された大司教トマスベケットの遺骨があり、これに奇跡の治療力があるという伝説が広まって、カンタベリーは多くの巡礼者が訪れる街になりました。

城壁の外には聖アウグスティヌス修道院跡、聖マーティン教会などの世界遺産があり、教徒たちの聖地として栄えた当時を偲ぶことができます。街は現在も古い建物にアンティークショップやレストランなどが入り、古い時代の雰囲気が残っています。


< ブライトン >

週末はブライトンの別荘、それがイギリス人のステータス

タラソテラピー発祥の地でもあり、イギリス屈指の保養地がブライトンです。昔は上流階級の人が保養のために数多くこの地に訪れたため、街には独特の洗礼された雰囲気が漂っています。

駅から南へ延びるクイーンズロードをまっすぐ歩くと、青く輝く海が目の前に広がってきます。海を眺めながらボードウォークをブライトンピアの見える方向に歩き、18世紀末にジョージ4世が離宮として建設した宮殿、ロイヤルパヴィリオンへ。宮殿の南西一帯はザレーンズと呼ばれる旧市街で、その昔、漁村だったころの面影を残す細く入り組んだ赤レンガの小道が続き、アンティークショップやレストラン、ブティックなどがびっしりと軒を並べているので、散策にうってつけです。さらにノースストリートの北側にあるエリア、ノースレーンまで足を伸ばすと、ポップで楽しい看板のさまざまな店やカフェ、パブなど立ち並んでいます。

時間を気にせずゆっくり散策や食事を楽しむのが、この街で一番の過ごし方です。


< イーストボーン >

白亜の断崖は絶景

ドーヴァー海峡に面する港町イーストボーンは、イギリス南部の代表的なリゾート地です。19世紀から保養地として栄え、ビーチの周辺には桟橋やみやげもの店、ホテルが並ぶ一方で、セブンシスターズの断崖など、手つかずの自然を堪能できる所です。

街の見どころは、ほとんどが海岸沿いに点在しています。駅を降りて、ターミナスロードを海に向かって南下すると、目の前にイーストボーンピアが見えてきます。東側には、ボートクルーズが発着しているソブリンハーバーがあり、ショッピングセンターやレストランがあります。西側に延びているのが、ビーチ―岬から始まるセブンシスターズの白亜の断崖です。


< バース >

イギリスで温泉が湧く街

ローマ時代の浴場遺跡があった場所でしたが、18世紀になると上流階級の保養地として発展しました。街にはジョンウッド親子が手掛けたジョージ王朝様式の建物が多く残されていて、その美しさで世界遺産にも登録されています。

バーススパ駅からローマンバスとその温泉水が飲めるポンプルームに行くと、すぐそばに新しく登場したサーメバーススパがあり、温泉の体験ができます。アンティークの店が多いブロードストリートでショッピングも楽しめます。

アッセンブリ―ルームと服飾美術館は、バースの街の歴史がわかる貴重な観光ポイントです。ロイヤルヴィクトリアパークに面して美しい三日月型をしているナンバーワンロイヤルクレッセントは、ジョージアン様式のテラスハウスの中で最も有名な建物です。


< ソールズベリ >

古代遺跡ストーンヘイジ、エヴベリーのゲートシティ

ターナーの風景画、世界遺産のストーンヘイジ、知られる歴史の街ソールズベリ。大聖堂の尖塔がそびえる中世の街並みや、平原の牧歌的景色など、いかにもイギリスらしい風景が楽しめる街だ。

また、世界遺産のストーンヘンジやエヴベリーなど巨石群遺跡への観光拠点でもある。街の散策は観光案内所のあるMarket Sq.からスタート。そこから中背の雰囲気たっぷりのキャサリンストリートを南下し、右手のセントアンズゲートをくぐると大聖堂のクロース(境内)だ。

ここにはソールズベリ観光のハイライト、ソールズベリ大聖堂とともに、13~14世紀の古い街並みがこぢんまりとまとまっている。ハイストリートゲートを抜けてハイストリートを北上すると中世フレスコ画の天井絵が有名な聖トーマス教会へ。付近はレストランやみやげ物屋が集中するエリアだ。翌日はエイヴァン川沿いの風光明媚なフットバス(遊歩道)や郊外の巨石遺跡へ。ストーンヘンジとエヴベリーの両方楽しむなら2日程度の余裕を持っておきたい。


< リヴァプール >

ビートルズゆかりの地、ファンが集まる

リヴァプールは、18世紀後半の産業革命時代、世界各国との交易で栄えたイギリス屈指の港町、第二次世界大戦後に一時は衰退期を迎えたものの、ビートルズの登場で再び注目を集める都市になりました。

今はロンドンに次ぐイギリス第二の商業都市としてその役割を果たしつつ、世界中からビートルズファンが集まる観光地として、その名をはせている。2001年にリヴァプール空港が「リヴァプールジョンレノン国際空港」に改名されるなど、街を上げてビートルズを目玉と市観光誘致に力を入れており、市内で最も美しい景観を誇るアルバートドックをはじめ、ビートルズ関連スポット以外の見どころも多くあります。

サッカープレミアムリーグの中でも人気チーム、リヴァプールFCの本拠地としても有名です。2004年には「海港商業都市リヴァプール」として世界遺産に登録され、2008年には欧州文化首都に選出され、文化や芸術活動を奨励する運動も盛んに行われています。


< マンチェスター >

音楽やアート、文化の街

マンチェスターは、豊富な石炭資源に恵まれ、産業革命時代には、綿織物産業の中心地として大発展を遂げた街です。

アートや演劇、ポップカルチャーの発信地としても高い水準を誇り、マンチェスターユナイテッドを擁する「サッカーの街」としても注目を集めています。中心地のピカデリー駅周辺はおしゃれなレストラン、バー、ショップが集まっています。

科学産業博物館のある南部のカッスルフィールド、再開発が進む西部のサルフォード、それぞれのエリアは路面電車やバスで結ばれていて容易に移動することができます。


< 湖水地方 >

自然に囲まれた素敵な田舎町

湖水地方は、大きな湖と小さな無数の湖が点在するカンブリア地方の国立公園です。湖は氷河の浸食で生まれたもので、水と緑が織りなす息をのむように美しい景観に出会えるため、世界中から訪れる人が絶えない人気の観光地です。

湖水地方は、大きな湖と小さな無数の湖が点在するカンブリア地方の国立公園です。湖は氷河の浸食で生まれたもので、水と緑が織りなす息をのむように美しい景観に出会えるため、世界中から訪れる人が絶えない人気の観光地です。

9月頃からは急激に冷え込むので、秋以降はしっかり寒さ対策をしてください。


< ニューキャッスル >

イギリス北東部最大の都市

古代ローマ人の残した旧跡も多い歴史ある街で、14世紀から続くセントニコラス大聖堂、11世紀の城の天守閣であるキャッスルキープなどの見どころがあります。

電車&車が走れるブリッジ、1876年にかけられた跳ね橋のスウィングブリッジ、そして2000年のミレニアム事業でかけられた美しい形のミレニアムブリッジなど、タイン川にかかる6つのブリッジ(橋)があります。

電車&車が走れるブリッジ、1876年にかけられた跳ね橋のスウィングブリッジ、そして2000年のミレニアム事業でかけられた美しい形のミレニアムブリッジなど、タイン川にかかる6つのブリッジ(橋)があります。


< エンディバラ >

イギリス北部に位置するスコットランドの首都

「エンディバラ」とは斜面に建つ要塞の意味で、この街は外敵の進行を食い止める城壁都市として6世紀に誕生しました。その後、18世紀半ばにボニープリンスチャーリーの反乱が鎮圧されるまで、エディンバラは幾度となくイングランドとスコットランドの戦いの舞台になっていました。

白の麓の街は破壊と再建を繰り返しながら発展を続け、ひしめき合うようにして建つ石造りの家と石畳の道が入り組んだ街並み「オールドタウン」をつくりました。一方の「ニュータウン」は、平和な時代が訪れた18世紀後半に谷を挟んだ城の北側に計画的に作られました。街全体がジョージ王朝様式にまとめられた美しい街並みは、後のヨーロッパの都市計画のお手本となったといわれています。「オールドタウン」と「ニュータウン」という2つの異なる個性が同時に楽しめるこの街は、1995年ユネスコの世界遺産に登録され、世界中から観光客が訪れるます。



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