ロンドン中心地、エリアの特徴を把握して観光を楽しむ!エキサイティングな街は、あらゆる希望をかなえてくれる!

観光名所やシアター、ショップが集中する中心部

ロンドン市内は見どころが多い街で、中心地はそれぞれの特徴をもつエリアに分かれていて、あらゆるニーズに応えてくれます。

地下鉄やバスを使えば自在に移動できますが、滞在日数が短い人は行けるスポットが限られます。

初めてロンドンに行く人、行きたい観光スポットがどのエリアにあるのか、滞在しようと考えているエリアはどんな感じの所なのか、それぞれのエリアのことを事前に確かめておいてください。エリアによってさまざまな特徴があるので、無駄な時間を省き、安心して滞在できるように、計画を立て賢く観光してください。


< バッキンガム / ウェストミンスター >

ロンドン観光のハイライトエリア

バッキンガムとウェストミンスターは、イギリスの政治的中枢であると同時に歴史ある建物や世界遺産の多い観光エリアです。バッキンガム宮殿の名物行事である衛兵の交替式を見たら、宮殿前にそびえるヴィクトリア女王像や豪華なカナダ門などを見学し、セントジェームズパーク北側のザマルという並木道で散策を楽しんでください。両サイドの白亜の建物物群が壮観で、故ダイアナ元妃の実家であるスペンサー家の別宅やセントジェームズ宮殿に寄り道するのもいい。そのあとはイギリス海軍の象徴、アドミラルティアーチをくぐってホースガーズヘ。そこからウェストミンスターエリアへ向かい、最後はBAロンドンアイでロンドンの街を一望してください。

□ 見どころ
バッキンガム宮殿、国会議事堂/ビックベン、ウェストミンスター寺院、ホースガーズ、テートブリテン、BAロンドンアイ、ロンドン水族館、帝国戦争博物館、バンケティングハウス、ヘイワードギャラリー、セントジェームズ宮殿、チャーチル博物館&戦時内閣執務室、クイーンズギャラリー


< メイフェア / メリルボーン >

優雅な街&ショッピング街

美術館、博物館、イギリスらしい街の景観など、見どころの多いこのエリアは、メイフェアに1日、メリルボーンに1日をかけてゆっくりと回りたい。混雑が予想されるマダムタッソーろう人形館、ロイヤルアカデミーオブミュージックのランチタイムコンサート、リージェンツパークの美しいバラ園でひと休みなど。

メリルボーンロードの反対側にポールマッカートニーが最初の結婚式を挙げたという登記所が見えます。ゴシック様式の壮麗なメリルボーン駅は、ロンドン最古の国鉄駅のひとつです。

メイフェアは、高級ホテルが集まる優雅な街並み、世界的なブランドショップが並ぶストリート、優雅な曲線を描いて延びるリージェントストリート、ハイドパーク、ロイヤルアカデミーオブアーツなど、観光で一度は訪れるエリアです。

□見どころ
マダムタッソーろう人形館、バーリントンアーケード街、リージェンツパーク、ハイドパーク、グリーンパーク、ロイヤルアカデミーオブアーツ、ウォレスコレクション、シャーロックホームズ博物館、ヘンデルハウス博物館、ロンドン動物園ロイヤルアカデミーオブミュージック、ウィグモアホール、アビーロードリトルヴェニス

< ソーホー / コヴェントガーデン >

常に賑やかなロンドン最大の繁華街

各国の料理店が並ぶレストラン激戦区、博物館、美術館、ブランドショップ、劇場など、数多くの楽しみがあります。時間のない人は、各ギャラリーやミュージアムの案内図を入手して、見たいジャンルを絞り、効率よく回りましょう。アート鑑賞の合間には、トレンディなお店の並ぶコヴェントガーデンやジェビリーマーケットでショッピングを楽しみ、コヴェントガーデンのピアッツァ付近にある劇場博物館にもぜひ足を運んでください。 コヴェントガーデン近くにあるロイヤルオペラハウスで、オペラやバレエを楽しんだり、ウェストエンドの劇場街でミュージカル鑑賞も楽しめます。

□見どころ
コヴェントガーデン、ナショナルギャラリー、ナショナルポートレートギャラリー、ピカデリーサーカス&エロスの象、トラファルガースクエア、サマセットハウス、チャイナタウン、コートールド教会美術館、ロンドン交通博物館、クレオパトラの尖塔、アドミラルティアーチ、フォトグラスファーズギャラリー

< ブルームズベリ >

博物館や大学が並ぶ静かな街

世界最大規模の文化遺産を所蔵する大英博物館、ロンドン大学、新聞社などのマスコミ社があるエリアです。ユーストン駅を東に進んで、大英図書館で文芸、セントパンクラス駅で建築美を堪能したら、駅前のGray’s Inn Rdを南に下ってチャールズディケンズ博物館へ。そこからGuilford St.を進めば、このエリアのハイライトである大英博物館があります。ここはとにかく展示のスペースが広いので、パンフレットを手に入れて、見どころを絞るのがおススメです。

この界隈はヴァージニアウルフなどの「ブルームズベリグループ」が活躍した、ジョージアン様式の優雅な建物が現存するエリアとしても知られています。博物館めぐりの合間のショートブレイクは、おしゃれなレストランが多いTottenham Court Rd.周辺へ。最後はホルボーン駅の南側、リンカーンインフィールズの前に立つジョンソーンズ博物館へ向かい、優れた展示品の数々を楽しんでください。

□見どころ
大英博物館、ジョンソーンズ博物館、チャールズディケンズ博物館、ボロックおもちゃ博物館、大英図書館、セントパンクラス駅、テンプルバーメモリアル

< ケンジントン / チェルシー >

宮殿をとりまく美しい街、高級住宅街

サウスケンジントン駅の北側のケンジントン、南側のチェルシーと比較的広範囲なこのエリアはそれぞれに1日ずつかけて回りたい。まずサウスケンジントン駅前からハイドパーク方向へ向かうと自然史博物館、科学博物館、ヴィクトリア&アルバート博物館というこのエリアを代表するスポットがあります。さらに北上するとロイヤルアルバートホール、ケンジントンガーデンズがあり、ケンジントン宮殿のオランジェリーでは午後の紅茶とスコーンが楽しめます。

スローンスクエア駅から伸びるKing’s Rd.でウインドーショッピングを楽しみ、通りを少し入ったテムズ川沿いの閑静な住宅街や、作家や芸術家が住んだ趣ある界隈を散策しよう。午後はチェルシーフィジックガーデンまで足を伸ばし都会の中の自然を満喫してみたい。

□見どころ
ケンジントン宮殿、自然史博物館、科学博物館、ケンジントンガーデンズ、ヴィクトリア&アルバート博物館、チェルシーフィジックガーデン、ロイヤルホスピタル、国立陸軍博物館、ホランドパーク、キングスロード、サーペンタインギャラリー

< シティ / サザーク >

銀行や証券会社が集まる金融街

世界最古の金融街だけに、中世の趣を感じさせる金融、商業関係の建物が立ち並んでいます。威風堂々の建物が素晴らしいセントポール大聖堂、ギルドホールイングランド近郊博物館などが近くにあります。

この辺は古い町並みを残した路地が多く、中世にタイムスリップしたような気分が味わえます。その後はミレニアムブリッジを渡って対岸のサザークへ。テートモダンやグローブ座、バラマーケットなどの人気スポットが点在し、川沿いの遊歩道には週末大道芸人がいます。新旧のさまざまな顔が交差しながら放つ独特の魅力を楽しめます。

□見どころ
セントポール大聖堂、テートモダン、HMSベルファスト号、ロンドンダンジョン、ロンドン博物館、ミレニアムブリッジ、ヴィノポリス、レデンホールマーケット、旧王立取引所、オクソタワー、サザーク大聖堂、イングランド銀行博物館、ロンドン大火記念塔、ギルドホール&ギルドホール時計博物館

< ロンドン塔 / イーストエンド >

テムズ河両岸に誕生した新しいロンドン

歴史とテムズ河岸の水辺の風景が魅力的なロンドン塔周辺と、その東に広がるビビッドなエリア、イーストエンドです。美しく整備された遊歩道「ミレニアムマイル」に沿っておしゃれに変わりました。

ホワイトチャペルアートギャラリーで旬のアートに触れつつ、話題のブティックやカフェ巡り、ロンドン塔とタワーブリッジをじっくり見学、ロンドンの新しい風を感じてください。夕食はイーストエンドのブリックレーンやロンドン塔近くのおしゃれなマリーナ、セントキャサリンドックス、テムズ南岸のウォーターフロントなど、選択肢はいろいろあります。時間があれば橋を渡ってテムズ南岸のリバーフロントに建つ、コンラン卿創設のデザイン博物館の展示も楽しんでください。

□見どころ
ロンドン塔、タワーブリッジ、セントキャサリンドックス、ホワイトチャペルアートギャラリー、ホワイトキューブ、ギルドホール、デザイン博物館、ジェフリー博物館、オールドスピタルフィールズマーケット、イングランド銀行



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